中島知子さんが世間を大きく驚かせたのは、2013年10月のことでした。講談社から電撃的に発売された写真集『幕間(まくあい)』は、予約開始直後から各書店のランキングを席巻し、ワイドショーを独占する一大トピックとなりました。
ネット上や一部週刊誌では「中島知子がヘアヌードを解禁した」とセンセーショナルに報じられましたが、実際のヘアヌードの真相は異なります。収録されたグラビアは、女性美や肉体美をアーティスティックに切り取ったセミヌードであり、陰部が直接露出するようなものではありませんでした。カメラマンには著名な写真家を起用し、陰影を巧みに活かしたモノクロ・カラーの構成で、大人の色香と研ぎ澄まされたプロポーションを披露しています。
この写真集が出版された直後、中島さんはビッグダディの元妻・美奈子さんの自伝を原作とした映画『ハダカの美奈子』(2013年11月公開)に主演。劇中でも体当たりの濡れ場シーンを演じ、女優としての新境地を開拓しました。
この過激とも受け取れる一連の活動に踏み切ったヌード出版の理由について、中島さんはのちの独占告白インタビューで「失うものは何もなかった」「芸能界で生きていくための再スタートの看板が欲しかった」と率直に語っています。事務所独立や一連のトラブルを経て、周囲の信用を失いかけた時期に、自らの肉体と覚悟を世間に晒すことで「タレント・中島知子は終わっていない」という強烈なメッセージを叩きつけた瞬間でした。