快適性や電子制御が最優先される現代のモビリティ社会において、あえてマニュアル操作の重いステアリングと格闘する。一見すると華やかなタレント活動とは対極に位置するような選択だが、ベッキー本人が明かした選定理由はきわめてシンプルかつ本質的だった。
「どこに行っても被らない個性が欲しかった」。彼女はあるインタビューや日本テレビ系列の番組内で、そう語っている。電子装備がフル搭載された最新のコンパクトSUVは確かに便利だが、どれも似たようなデザインに見えてしまう葛藤があったという。そんな中で出会ったのが、直線的で愛らしい丸目2灯のフロントマスクを持ちながら、本物の悪路走破性を備えたクロスカントリー4WDだった。
さらに、DIY精神を刺激するアナログさも決め手となった。便利すぎるデジタル機器に囲まれる日々の中で、エンジンの始動音を感じ、ギアを自分の手で叩き込む感覚。YouTubeの動画でも垣間見えるように、愛車を手入れし、不便さすらも面白がるライフスタイルが、彼女の感性に完璧にフィットしたのだ。