新聞やテレビといった大手の伝統的メディアと、有志や個人の運営によるまとめサイト・キュレーションメディアとの境目は、年々あいまいになりつつある。伝統メディアが客観性と中立性を重視した一次情報を提供するのに対し、キュレーション側はその情報が社会でどう受け止められているかという「反響」を可視化する役割を担う。
相互に補完し合う関係性と捉えることもできれば、アテンション(注意・関心)を奪い合うライバル関係と見ることもできる。いずれにせよ、両者が交わる領域で発生する世論の熱気こそが、現代の社会動向を占う上で最も鮮明なシグナルとなっていることは間違いない。