既存の大手メディアが自主規制の観点から踏み込めない深層に対し、文春オンラインやABEMA NEWSといったデジタルネイティブ系メディアは、当事者や周辺人物への直接取材を通じて事件・事故報道の新たな視座を提示してきた。
表層的な治安の悪化をセンセーショナルに叩くだけでは、根本的な解決には至らない。なぜ若者たちが新宿のビル群を目指すのか、背後にある家庭環境の崩壊や児童福祉の不備、悪質ホストクラブや売春強要といった搾取システムの闇にカメラを向ける試みが続いている。単なる事件報道にとどまらず、社会構造の欠陥を暴き出すジャーナリズムの役割が今まさに問われている。