浜崎あゆみさんの耳の異変は、メガヒットを連発していた2000年の全国ツアー「ayumi hamasaki concert tour 2000 第1幕」のリハーサル中に始まりました。突如として左耳に激痛と閉塞感を覚え、医師からは「突発性難聴」と診断され、即座の治療と絶対安静を命じられます。
しかし、過密を極めるツアースケジュールとファンへの責任感から、彼女は十分な治療期間を取らずにツアーを強行。爆音を浴び続ける環境下で耳の神経細胞は修復不能なダメージを受け、音響性難聴の合併も含めて症状は徐々に悪化していきました。
そして発症から8年が経過した2008年1月、自身のファンクラブ公式サイトにて「左耳は完全に機能しておらず、治療の術はないと宣告された」と衝撃の公表を行いました。「左耳が完全に聞こえない」という過酷な現実を突きつけられながらも、彼女は「残された右耳と、私の声がある限り歌い続ける」と力強く宣言し、多くのファンに勇気と衝撃を与えたのです。