実際にこうした「二度と見られないページ」に遭遇したユーザーたちは、どのような心理状態に陥るのでしょうか。SNS、知恵袋、各種掲示板で交わされた一次情報を収集し、ネットの反応と口コミ評判まとめとして分析を行いました。
体験者の投稿で圧倒的に多いのが、「もっとしっかり読んでおけばよかった」という強烈な後悔の念です。「友達から『面白いから見てみて』と送られてきたURLを開き、適当にスクロールして閉じたら二度とアクセスできなくなった。何が書かれていたのか気になって夜も眠れない」「スクリーンショットを撮っておけばよかった」といった声が散見されます。
また、技術的知識を持たない層からは、「パソコンがハッキングされたのではないか」「怪しいサイトを踏んでウイルスに感染した証拠か」という恐怖に駆られた相談が、Q&Aサイトに毎月のように寄せられています。突然ブラウザが真っ暗になり、「二度とアクセスできません」と宣告される体験は、日常的なWeb利用ではあり得ない異常事態として映るためです。
一方で、Webクリエイティブやギークカルチャーを愛好するコミュニティからは、極めて高い称賛が寄せられています。「情報のアーカイブが当たり前になった時代に、一瞬の緊張感を味わわせてくれる最高の演出」「たった数行のコードでこれほどの喪失感を生み出せるのがWebの奥深さ」といった意見が目立ち、一種のデジタル・スリルアトラクションとして楽しむカルチャーが定着しています。