コロナワクチン接種後にも同様の抜け毛を経験したという報告が存在します。これについてもメカニズムの根底は同じであり、ワクチン接種に伴う発熱や強い免疫応答、副反応による身体的ストレスが引き金となって発症する休止期脱毛症が主たる要因と考えられています。
一方で、ごく稀に自己免疫の異常によって毛包が攻撃される「円形脱毛症」が併発するケースも報告されています。休止期脱毛症が頭部全体からパラパラと均等に抜けるのに対し、円形脱毛症は特定の部位がコイン状に抜け落ちる特徴があります。両者は治療アプローチが異なるため、局所的な抜け毛が見られる場合は早急な専門医の鑑別が必要です。