少年野球の現場では、体格が大きく、足が速い子どもが優先的に試合に起用されます。当然、4月や5月生まれの子どもたちが主役に選ばれやすくなります。彼らは「自分は野球が上手い」という自信を持ち、より質の高い指導を受け、より多くの実戦経験を積んでいきます。この好循環が、彼らをさらに成長させます。
一方で、早生まれの子どもたちは、技術やセンスがあっても「体格が小さいから」という理由でベンチを温めることが多くなりがちです。結果として、野球に対するモチベーションを失い、途中で競技を辞めてしまうケースが後を絶ちません。埋もれてしまった才能がどれほどあるのか、測り知ることはできません。