一方、夜間の断食時間をしっかり確保することで、体には劇的なリセット効果が生まれる。ここで機能するのが「オートファジー」と呼ばれる細胞の自浄作用だ。
最後の食事から一定時間(およそ12〜16時間)が経過し、血中の栄養素が底をつくと、細胞は自らの古くなったタンパク質や劣化ゴミを回収してエネルギー源に再利用し始める。世界的なトレンドとなっている「インターミッテント・ファスティング(間欠的断食)」の最大の狙いもここにある。21時以降の断食を取り入れ、翌朝まで胃腸を休ませる時間は、オートファジーを自然に誘発し、代謝機能を細胞レベルから若返らせる絶好のチャンスとなるのだ。