受験生や就活生の間で常に議論の的となるのが、近畿大学関関同立就職比較です。「近大は関関同立(関西大・関西学院大・同志社大・立命館大)の就職実績に追いついたのか」という疑問に対し、データは冷静な現実を示しています。
有名企業400社就職率で比較した場合、同志社大学(約30%超)や関西学院大学・立命館大学(約20〜25%)に対し、近畿大学は10%台前半にとどまります。この差を生み出している最大の要因は、「総合商社(三菱商事・三井物産など)」「外資系戦略コンサル」「キー局・大手広告代理店」といった超人気・最難関企業群における採用実績の開きです。
これらの最難関企業では依然として出身大学群による選考フィルターが厳然と存在し、同志社や関学の学生がボリュームゾーンを形成する一方、近大からの採用は「全国規模の特筆すべき実績を持つトップ層」に限定されるのが実情です。
しかし、業界や職種を選べば関関同立との差はほぼ無力化しつつあります。メガバンクの総合職、大手ハウスメーカー、SIer、通信キャリア、食品メーカーなどの営業職・技術職では、大学名よりも「個人の行動力と面接での発信力」が重視されるため、近大生が関関同立の学生を押し退けて内定を勝ち取るケースは日常茶飯事となっています。