軍事アナリストや防衛省関係者は、こうしたネット上のデマについて一様に懸念を示している。本当に警戒すべきは、予言が当たるかどうかではなく、こうしたデマによって社会がパニックに陥り、有事の際に正確な避難行動が取れなくなることだ。
「ミサイル発射の兆候は、衛星画像や電波情報の解析など、極めて高度なインテリジェンスによってのみ把握できる」と専門家は指摘する。個人のSNSアカウントが、政府や軍のインテリジェンス機関よりも先に正確な発射日時を予知することなど、物理的に不可能なのだ。私たちは、オカルトと現実の安全保障を明確に切り離さなければならない。