スリランカ料理の基本であり頂点、それが「ライス&カレー」だ。ただし、日本のカツカレーやインドのターリーとは根本的に考え方が異なる。
中央に鎮座するバスマティライスの周りに、パリップ(レンズ豆のカレー)、ポル・サンボル(ココナッツの削り節和え)、モール・コラ(青菜の炒め物)、そしてメインの肉や魚のカレーが並ぶ。まずはそれぞれを単品で味わう。次に、2種類を混ぜる。最後はすべてをごちゃ混ぜにして口へ運ぶ。混ぜる比率によって一口ごとに味が変化し、無限のグラデーションが生まれる。この「自分好みの味を作り出すセルフ調理感」こそが、中毒者を生み出し続ける理由だ。