現在の焼肉個室のトレンドを二分しているのが、究極の非接触を追求したスタイルと、フルアテンドによる至高のおもてなしスタイルだ。スマートコンシェルジュを導入した店舗では、扉の配膳用パススルーを介して料理が提供され、スタッフと一度も顔を合わせずに食事が完結する。徹底的にプライバシーを守りたい経営者やセレブリティから熱烈な支持を得る。
対極に位置するのが、一室につき一人専属の「焼き師」が常駐するフルアテンド型個室だ。部位ごとに数秒単位で火入れをコントロールし、最適な薬味やペアリングワインを提案する。効率化を突き詰めるデジタルと、職人技を享受するアナログ。ゲストは用途に応じてこの2つの選択肢を自在に使い分けている。