今回のリニューアルにあたり、ローソンの商品開発チームが最も苦心したのが「茶葉の香ばしさ」と「ミルクの甘み」の調和だという。焙煎度合いを強めればほうじ茶本来の芳醇な香りは引き立つものの、ミルクと合わさった時にエグみや苦味が残ってしまう。逆にミルクの比率を上げれば、今度はほうじ茶の存在感が薄れ、ただの甘いミルクティーになってしまうのだ。
開発担当者が「何度も壁にぶち当たり、一時は製品化を諦めかけた」と語るほど、その試作回数は数百回に及んだ。最終的にたどり着いたのは、二種類の異なる焙煎方法で作られた一番摘み茶葉の独自ブレンド。生乳100%使用の濃厚なミルクに負けない強力な香気成分を引き出すことで、一口飲んだ瞬間に鼻腔をくすぐる香ばしさと、後味の上品な余韻を実現させた。