トレーを手にしてレジへと進むわずか数メートルのレーンは、まさに食のエンターテインメント空間だ。目の前にズラリと並ぶ揚げたての天ぷらは、香ばしい音と香りで食欲を限界まで刺激する。名物の大きなとり天に、サクサクのちくわ天、トロリとした半熟卵天——どれを選ぶか迷う時間すら愛おしい。
基本のうどんに何を合わせるか、その日の気分や体調に合わせて自分だけの最高の一杯を構築する楽しさ。ネギや天かすの量を調整し、出汁を最後まで堪能する。このセルフサービスならではのライブ感こそが、リピーターの足を動かし続ける秘密の仕掛けだ。