いくら気象データが精密になっても、受話器ならぬ受信用デバイスの設定が乱れていては意味がない。予報が実際の場所と数百メートル以上ずれてしまう原因の9割は、OS側の位置情報パーミッションにある。
スマートフォンの設定アプリを開き、使用しているブラウザや気象アプリの「位置情報の利用許可」を今一度確認してほしい。単に「許可」となっているだけでなく、「正確な位置情報」や「高精度モード」がオンになっているかが命分かれ目となる。ここがオフになっていると、基地局のIPアドレスを元にした大まかな位置しか認識されず、隣町の大雨警報を見落とす危険がある。
また、プライベートモードやVPNを常時接続している場合、位置情報が海外や遠方に偽装されているケースも目立つ。検索ボタンを押す前に、Wi-Fiのオン/オフを一度切り替えるだけでも、GPSのキャリブレーション(修正)が一瞬で完了する。