国際線の欠航は、国内線以上に大きな経済的・時間的ダメージをもたらします。国際便がキャンセルされた場合、ANAは同盟関係にある「スターアライアンス」加盟各社(ユナイテッド航空やルフトハンザなど)への振替手配を優先的に行います。
特にヨーロッパ発着便を利用している場合は、欧州連合の「EU261規則」が適用される可能性に注目すべきです。EU域内の空港を出発するANA便が会社都合で欠航・大幅遅延した場合、通常の払い戻しやホテル手配に加え、飛行距離に応じて250ユーロから600ユーロの法定補償金が乗客に支払われる権利が発生します。
海外でのトラブル時は、英語での交渉が必要になる場面もありますが、ANAの現地空港スタッフまたは国際線デスクへ速やかに連絡を取り、代替便の搭乗券(Eチケット)を発行してもらうことが鉄則です。