つくば市には、環境技術やアグリテックの研究に取り組む機関が集中している。その先進的な風土は、地域のカフェカルチャーにも色濃く反映されている。地元の若手ロースターたちは、世界各国からのダイレクトトレード豆を取り扱うだけでなく、焙煎時のCO2排出量を極限まで抑えた完全電気式ロースターを導入するなど、環境への配慮を徹底している。
店内で味わえるミルクについても選択肢が広がった。近郊の牧場から毎朝届く新鮮な低温殺菌牛乳はもちろん、地元産のオーツ麦から作られた自家製オーツミルクが当然のようにラインナップされている。一杯のコーヒーを通じて、地球環境と地域経済が心地よく循環する仕組みがここに完成している。