LVMH傘下の「KENZO」でアーティスティック・ディレクターを務めるNIGO氏の活躍は、ブランドの世界的評価をさらに高める結果となった。グランメゾンの伝統とラグジュアリーのノウハウを吸収しながら、自らのプライベートブランドではより自由度の高いクリエイティビティを発揮するという循環構造が成立している。
ハイブランドの最前線で磨かれた美意識と、ストリートのリアルな空気を同時に体現できるクリエイターは世界中を探しても稀だ。この複眼的な視点がプロダクトの洗練度を劇的に高め、世界のトップアティエイターやコレクターからの絶大な信頼へとつながっている。