列車がストップする主な気象要素は「風」と「雨」です。多くの鉄道路線では、風速計によるリアルタイムの計測データに基づいて段階的な運行規制が敷かれています。
一般的な基準として、風速(10分間の平均風速または瞬間風速)が20m/sを超えると徐行運転が開始され、25m/s〜30m/sに達すると終日または一時的な運転見合わせ措置が取られます。特に橋梁(鉄橋)や高架線を多く持つ路線、沿線に老朽化した竹林や住宅地が広がる区間では、より厳しい風速基準(20m/sで運休など)が個別に設定されています。
一方、大雨に関しては「連続降水量」や「1時間あたりの降水量」が指標となります。盛土の崩落や土砂流入の危険度を自動解析する防犯カメラやセンサーの導入が進んだことで、過去の雨量データと照らし合わせた精度高い安全判断が行われています。