人気はアパレルショップのラックだけに留まらない。2026年に入り、全国の有名洋食店やグルメハンバーガー専門店とのコラボレーション企画が相次いで発表され、どこも連日完売の大盛況を記録している。
アパレルを買うと限定メニューの試食券がついてくる、あるいは特定の洋食店で特大ハンバーグを完食すると限定キャップが手に入る――こうした遊び心あふれる体験型施策が、Z世代を中心とする消費者の「体験共有欲求」を見事に射抜いた。ある老舗洋食店の店主は「長年通ってくれる常連さんに加え、Tシャツを着た若いお客さんが全国から押し寄せるようになった。厨房はてんてこ舞いだが、店内にはこれまでにない活気が満ちている」と目を細める。