今回の事態を受け、日本球界全体を巻き込んだ議論が本格化している。これまで聖地・甲子園での開催に強いこだわりを見せてきた高校野球界だが、気候変動という巨人の前では選択肢の再考を迫られている。
案として浮上しているのは、全試合を全天候型ドーム球場で行う「完全ドームシフト」、あるいは開催時期を過酷な8月から過ごしやすい10月や11月の秋季へと変更する「開催時期の全面シフト」だ。しかし、ドーム開催には「甲子園の土」という歴史的価値との乖離、秋開催には学校行事や受験シーズンとのバッティングという高いハードルが存在する。