門戸厄神エリアを語る上で外せないのが、豊かな教育環境だ。ヴォーリズ建築で知られる重要文化財・神戸女学院大学をはじめ、近隣の関西学院大学や県立高校に通う学生たちが、この街に絶え間ない活力を注入している。
朝のラッシュ時、緑豊かな坂道を上がっていく学生たちの姿は、街の風物詩そのものだ。学生向けのリーズナブルな定食屋や古本屋が佇む一方で、最近では静かに勉強やリモートワークに取り組めるシェアライブラリーが増加している。単なる「通学路」ではなく、学生と地域住民がゆるやかにつながり合うカルチャースポットとしての機能が、駅周辺に定着しつつある。